プロテイン工房はオリジナルプロテインを作る会社です Vol.1

初めまして、プロテイン工房代表の山本と申します。弊社はオリジナルプロテインを作る会社です。オリジナルってどう言うこと?と思いますので、簡単に説明しますと、ジムやスポーツチームが主な取引先で、その方の希望する配合でプロテインを製造し納品するのが業務となります。例えば、あるジムさんが顧客に向けて自社のプロテインを販売したいと考えたとき、これまでは市販品を卸値で仕入れて販売すると言う方法がありました。

しかし現実的には、市販品の卸値は非常に割高で商売としては成立しないことがほとんどです。ちなみに大手スポーツクラブなどは仕入れ数量が大きいので商売が成立しますが、数量が少ないと問屋さんは相手にしてくれないのが現状です。

けれどジムとしてはトレーニング効果を高めるために、お客様にはプロテインを勧めたいわけです。しかし仕入れはできない。そこで苦渋の決断として、市販品を定価で購入し市販価格で販売しているだけと言うのが現状です。これは製品を右から左に流しているだけですので、利益はゼロ(購入作業を考えると実質マイナス)で商売とは言えない状態です。

さて、私は2000年台初頭にパーソナルトレーナーがまだ日本にいない段階からトレーナー業を始め、現在は現場指導こそ離れましたが、複数のジムのアドバイザーをしています。そんな中、オリジナルのプロテインを作れないだろうかと言う要望がこの数年で増えてきたことを知り、オリジナルプロテインの会社を立ち上げるひとつのきっかけとなりました。

色々と調べていくうちに、オリジナルプロテインの製造を請け負う会社は国内で数社ありますが、最小ロットは1トン前後が普通で、また原料の仕入れリスク(ほとんど輸入品なので為替リスクなども大きい)を顧客が負うような形での契約がほとんどです。実際に見積もりをとってみると、3トンの製造でキロ単価は2,000円程度。内容も普通のどこにでもあるプロテインと同じです。単純計算で6,000,000円となります。これ以外にも発送にかかる費用や諸経費が含まれますので、普通のジムさんでは難しいことが分かりました。そもそも3トンのプロテインを作って置く場所などあるのでしょうか。また賞味期限は一般的に2年程度ですが、3,000袋(1袋1㎏とした場合)の販売計画など立てられるのでしょうか?

ジム経営の実情がわかっている私としては、これは不可能な話だとすぐに分かりました。

〈続く〉

社会貢献のできるプロテインを目指して

プロテイン工房は、御社の利益を最大化するお手伝いと同時に社会に貢献できるプロテインづくりを目指しており、障害者の雇用と自立をサポートする仕組みの中で、プロテインを製造しております。

これからは、自己満足のフィットネスから、誰かを支えるフィットネスへと進化する時代。ぜひ一緒に日本を元気にしましょう!