メタボ予防のためのプロテイン活用法

プロテインと聞くと筋肉をつけたりダイエットしたりといった見た目を変えていくというイメージが強いですが、中年太りや生活習慣病を予防するのにも効果的なのをご存じでしょうか。仕事や飲み会で疲れて休日は自宅でゴロゴロ、という生活を続けていたらいつの間にか太ってしまい健康診断の結果も悪くなってしまった…そんな事態を避けたい方におすすめなのがプロテインを活用した食事改善です。

「メタボ」とは

メタボリックシンドロームの略で、内臓脂肪が増え、生活習慣病や血管の病気になりやすくなっている状態をいいます。運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣がもととなって起こり、腹囲85㎝以上(女性は90㎝以上)のほか血圧や血糖値などの情報をもとに診断されます。

基本的には無症状ですが、潜在的に高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)が生じている状況であり、無症状の間にも慢性的に動脈硬化が進行しています。これらの生活習慣病がある一定の状況に達したときに、急性心筋梗塞や脳卒中といった重篤な病気を引き起こされます。

メタボを予防することで生活習慣病のリスクを下げることができ、将来的な病気のリスクも下げることができるのです。

メタボ予防の手段

メタボは肥満に関連して起こるため、内臓脂肪が増えないよう体重をコントロールすることが重要です。つまり肥満体型の人は普通体型へのダイエットを行い、普通体型の人は現状維持することで自然とメタボ予防にもなるので、低カロリー高たんぱくのプロテインが活躍するのです。

なぜプロテインがメタボ予防に有効なのか

脂質と糖質が多いと言われる現代の食生活の中でメタボを予防するには、

  1. 脂質と糖質を抑えた、たんぱく質中心の食事
  2. 適度な運動習慣

が必須となります。

たんぱく質は体重1㎏あたり2gを目標に摂取するのが望ましく、例えば体重70㎏ならば140gのたんぱく質が必要となります。このたんぱく質を肉や魚に換算すると約700g分にもなり、この量のたんぱく質を食事のみで摂るのは難しいです。もし食事から摂取できたとしても、肉や魚に含まれる脂質も一緒に摂ってしまうこととなり、カロリーオーバーの状態になりやすいため、低脂肪高たんぱくなプロテインが非常に有効なのです。

また、プロテインは水に溶かして飲むだけでたんぱく質が摂れるため、食事のように調理の手間がかかりません。時間がないときや調理が面倒なときでもたんぱく質を手軽に摂れる便利さが健康的な食生活を継続する手助けになります。

プロテインを活用した食事例:体重70㎏の人の場合

プロテインは1日3回、食事代わりや間食、就寝前などに1回30g程度の分量を飲むようにしましょう。基本的には水に溶かして飲みますが、好みに応じて低脂肪牛乳に溶かして飲むのもおすすめです。

30g×3回のプロテインで約60gのたんぱく質が摂取できますので、残り80gのたんぱく質を食事から摂ることになります。

肉類:鶏むね肉、ササミ、牛豚もも肉・ヒレ肉、ローストビーフ

魚介類:マグロ赤身、カツオ、タラ、エビ、タコ、イカ、貝類

その他:卵、納豆

の中から食材を選ぶと良いでしょう。肉類、魚介類は100gあたり約20gのたんぱく質を含み、卵1個には約6g、納豆1パックには約5gのたんぱく質が含まれています。

お米は1食あたりお茶碗1杯までとし、ブロッコリーやほうれん草などの野菜も積極的にたべるようにしましょう。甘いものが欲しくなった場合は柑橘類やリンゴ、いちご等の果物がおすすめです。

朝食:プロテイン30g、リンゴ半分

昼食:鶏むね肉150g、卵1個、納豆1パック、お米茶碗1杯

間食:プロテイン30g、いちご5個

夕食:カツオのタタキ100g、ローストビーフ100g入りサラダ、お米茶碗1杯

就寝前:プロテイン30g

*お腹が空いた際はこれ以外にも間食としてプロテインを飲んでも大丈夫です。

社会貢献のできるプロテインを目指して

プロテイン工房は、御社の利益を最大化するお手伝いと同時に社会に貢献できるプロテインづくりを目指しており、障害者の雇用と自立をサポートする仕組みの中で、プロテインを製造しております。

これからは、自己満足のフィットネスから、誰かを支えるフィットネスへと進化する時代。ぜひ一緒に日本を元気にしましょう!