緊急投稿:非常時のプロテイン活用法とサバイバルプロテインの販売について(長文)

緊急的な投稿になります。現在、新型コロナウィルス関連で世間が騒がしいですが、皆さん、準備、対策はされているでしょうか。長文となりますが、最後までお読み頂ければと思います。

まず、マスクや消毒液などの備蓄は、感染予防に直結するため、かなりの方が多めに購入などされているかと思います。

しかし、 もはや感染を完全に避けられるフェーズではないとも言われており、このような状況では免疫を高め、ウィルスとの戦いに勝つ戦略が重要です。つまり適度な運動と睡眠、そして食事をきちんとすることです。

そこで今回は、この緊急時に際しての食事の考え方について、東日本大震災初期からボランティア活動をしてきた私の経験を交えて、ご説明していきたいと思います。

2011年、東日本大震災発生直後から3カ月くらいまでの間、被災者は避難所にて配布される、炭水化物中心の食生活を余儀なくされました。保存性の高い菓子パンなどを中心に、食事をとらざるを得なかったのです。

野菜やたんぱく質は、保存性や加熱(衛生面)の問題で、大勢の方に公平に支給することは難しかったのです。また地域全体が被災しているため、車もなく、簡単に外食もできない状況でした(そもそも店が被災している)。

私はボランティアとして、夏前までは炊き出しを中心に行っておりましたが、やはり被災者の皆さんは、肉や魚、野菜などを本能的に求められており、私たちは野菜たっぷりのスープや牛肉などを積極的にご提供しておりました。

2011年3月~4月物資を配りまくっていました

しかし、ご高齢の方々は我慢強いと言うか、なかなか積極的に炊き出しに参加されない方もいて(生きる希望を失っておられた方もいたかと思います)、そのような方はみるみるうちに、低体力、寝たきり、フレイル状態に陥り、避難所では感染症が多発し、一番弱い、ご高齢の方、幼児などが、病に倒れて行きました(避難所では常に誰かが咳き込んでいる状況)。

これは被災のストレスだけではなく、明らかに偏った食事、たんぱく質不足、ビタミンなどの微量栄養素不足が招いた事態です。

このままではまずいと判断した私は、仙台のプロテインメーカーの社長さんに直接連絡をとり、その方のご厚意で、大量のプロテインを入手し、避難所に配る活動を始めました。

結果、50か所以上の避難所に行ったと記憶しておりますが、どこも、プロテイン?そんな薬みたいなものを一般の人に飲ませていいのか?とか、どのようにして飲めばいいか説明できない(役所の方がプロテインを知らないので被災者に説明できない)から、出すわけにはいかない、などの残念な回答がほとんどでした。

時がたち、2013年くらいだったかと思いますが、避難所で体力低下したご高齢の方々が、その後、体力回復せず、寝たきりになったり、鬱になったりして、仮設住宅で孤独死されるケースが目立ってきました。

また、一般の方でさえも、良質なたんぱく質をとれなかった期間が数カ月ありましたので、疲れやすい、気分が落ち込む、子供にイライラするなどの症状がでていたようです(もちろん要因はたんぱく不足だけではないですが)。

そして何より、成長期のお子さんたちに、しっかりと(できれば余計に)たんぱく質を補給させてあげなければ、その後の成長にも悪影響であることは、もはや説明不要の事実です。

話を戻します。現在流行中のコロナウィルスについて、私は専門外ですので医学的なことは何も言えることはないですが、このまま数カ月、人の移動や物資の調達が滞れば、日本経済は停滞し、物価は上昇し、特に輸入に頼っている肉類の価格は上昇し(家畜の餌の多くは輸入です)、手に入りにくい状況になるかも知れません。

そしてまた、炭水化物に偏った食生活を国民は余儀なくされ、免疫低下、精神不安定に陥り、災害からの復興が遅れるのです。大切なのは一人一人が元気でいること。そのためにはたんぱく質は絶対に欠かせない栄養素なのです。

私は東日本大震災の苦い経験から、そのようなことがないように、常日頃から自治体の防災関係者にはプロテインの備蓄を進言しております(まったく理解してもらえませんが)。

ですから、もう個人レベルでたんぱく質→プロテインの備蓄をしなければならないと考えています。

では、なぜ缶詰や冷凍の肉などではなく、プロテインを勧めるのか?これは私がプロテイン製造会社を経営してるからではありません。

単純に、たんぱく質(g)あたりの単価が安いこと、栄養価が高いこと、調理しやすいこと、備蓄性や保存性、携帯性が高いことが理由です。

例えば体重60㎏の成人男性が1日に必要とするたんぱく質は約60~70gくらいですが、これはバランスのよい和食などをちゃんと食べていれば、心配せずとも十分に摂取できる量です。

しかし、ウィルスが蔓延し、疑心暗鬼になり、買い物にもすぐには行けない(物価も上がる)、外食も怖いとなれば、いつでもバランスのよい食事がとれるわけではなくなります。

そしてたんぱく質をとれない状況が、週に2~3回でも、それが数カ月続けば、免疫力は低下し(ウィルスとの戦いに負ける)、精神的に不調をきたす(仕事ができない)人が相当数増えると思います。

そこでプロテインなら(製品によって違いますが)、10gあたり7~8g程度のたんぱく質が摂取できますから(その他、カルシウムも豊富)、1日に20~30gを数回に分けて取れば、20g程度のたんぱく質が手軽に補給できるのです。1日に必要なたんぱく質の1/3がプロテインでとれるなら、かなり安心できるのではなないでしょうか。

※必要なたんぱく質をすべてプロテインからとるのではなく、比較的調達しやすい、米や小麦、大豆などからも摂取することが重要です

また、プロテインはシェイカーで水とシェイクするだけで飲めるので手軽ですから(鍋も火も不要)、非常時にこそ役に立ちます。ちなみに鯖缶などの缶詰も美味しくて優秀なたんぱく源ですが、単価が高いことと、場所をとること(重いこと)がマイナス点です。

プロテインなら、仮に内容量1㎏のものですと、毎日30g飲んだとしても1か月持ちます。4人家族なら4㎏買えばよく、仮に1㎏2,500円程度のプロテインなら、1か月1万円(4人分)となりますので、かなり経済的です。

そしてプロテインは乾燥食品なので、未開封で1~2年の賞味期限があり、仮に飲まなかったとしても、いざと言うときのための非常食として備蓄も可能です(日の当たらない風通しのよい場所に保管して下さい)。変な話ですが、未開封なら必要とされる方にお譲りしてもいいかと思います。

さて、長々とご説明してきましたが、私は非常時にこそ、プロテインは役に立つと考えております。理由をまとめますと

非常時は食事が炭水化物に偏りがち(最も必要なたんぱく質が不足する)

健康状態悪化:免疫低下(ウィルスとの戦いに苦戦する)や精神不安定(脳内物質の分泌不安定になる)

プロテインで手軽にたんぱく質補給

健康状態を良好に維持でき、生き残りの確率が高まる

と言う考えです。

では、どのようなプロテインが非常用にはいいのでしょうか。私がお勧めするのは、プレーンタイプ(甘味料や人工香料無添加)で、ビタミンやミネラルが配合されたものです。

しかし、市販品の多くは、運動後に適した風味にするため、一般の方がちょっと苦手と言うくらい甘く作られていたり(人工甘味料や人工香料などの添加物を多く配合していると言うことです)、またデキストリンなどの安価な成分で薄めてあるものは、製品1㎏あたりのたんぱく質量が低く、さらにはたんぱく質の代謝に必要なビタミンやミネラルを配合していないものも散見されます。

つまり、非常時に誰でも飲めるものとは言い難く、私の考えるサバイバルなプロテインでありません。そこで今回、甘味料や人工香料、乳化剤などを配合しない、シンプルで、毎日飲めて自分でも味をアレンジできるプレーンタイプのプロテインを『サバイバルプロテイン』として、緊急的に販売することにいたしました。

内容は、

主原料:WPC&ソイ(8:2) ※WPCは北米産、ソイは非遺伝子組み換え大豆使用の国内加工品です

配合品:ビタミン11種、ヘム鉄1㎎

栄養価(25g中):エネルギー 98.6kcal たんぱく質 19.4g 脂質 1.2g 炭水化物 2.3g 食塩相当量0.1g

※ビタミン配合量25gあたり:ビタミンA 180㎍、ビタミンD1.83㎍、ビタミンE2.67㎎、ビタミンB₁0.37㎎、ビタミンB₂0.37㎎、ナイアシン3.67㎎、ビタミンB₆0.33㎎、ビタミンB₁₂0.8㎍、葉酸73.3㎍、パントテン酸カルシウム2.2㎎、ビタミンC29.33㎎

※ヘム鉄配合のためシェイクすると黒くなり、やや苦みがあります

※人工甘味料と人工香料などを使用しておりませんので、プレーン(味なし)タイプとなりますが、まろやかな風味ですので、毎日飲んでも飽きがこないです(ジュースで割ったり、コーヒーやココアを混ぜても美味しいです)

※乳化剤を使用しておりませんので、若干泡がたちますが少しおけば落ち着きます

※加熱用ではありませんので、お湯にいれるとダマになります(栄養価は変わりません)

価格:1㎏×10袋 25,000円(税、送料込み)

ご注文はこちら keijet1@gmail.comに、お名前、電話番号、郵便番号、ご住所、必要数を明記してメールしてください。なお、1㎏×10袋が1単位になりますので、5袋とか12袋などの数量ではお受けできませんのでご了承ください。

※すでに弊社取引先様からご依頼を頂いている状況で、在庫なくなり次第終了となります。お早めにご注文下さい(無料サンプルはございません)

※ちなみに弊社は年間200トンのプロテイン製造(受託製造)を行っている国内最小のプロテインOEMメーカーです(規模が小さいので小回りが利くのが特徴です)

以上、長くなりましたが、非常時におけるたんぱく質の必要性と、プロテインの有効性はご理解いただけたかと思います。

最後に、非常時に不安を煽るような商売はけしからんと言う方もいるかも知れませんが、上記価格では工場には工賃を渡せても私個人には何の金銭的利益はありませんし、

東日本大震災では、発言力のない立場の弱い方々が、一番つらい思いをされているのを私はこの目で見てきて、何か自分にできることはないかと、東北の被災地に住み、漁業の復興に6年従事し、そして今は、立場の弱い知的障碍者たちの工賃向上のために、この東北の地で、プロテインビジネスを立ち上げている人間です。

困ったときに頼りになるのは、はっきり言って自分だけです。人に大げさだと思われて馬鹿にされてもいいじゃないですか。そんなのは結果論でしかないのですから。

準備をしっかりして、緊急事態に常に備えておきましょう。

プロテイン工房 代表 山本圭一

社会貢献のできるプロテインを目指して

プロテイン工房は、御社の利益を最大化するお手伝いと同時に社会に貢献できるプロテインづくりを目指しており、障害者の雇用と自立をサポートする仕組みの中で、プロテインを製造しております。

これからは、自己満足のフィットネスから、誰かを支えるフィットネスへと進化する時代。ぜひ一緒に日本を元気にしましょう!